日本医科大学健診医療センター
PET検査は、現在最も検査精度の高いがん検診法の一つです。 このブログを読まれて、PET検査を受けてみたい、と思われた方は、このバナーからお申し込みください。 関東近辺では、お勧めできる施設の一つです。

2007年07月28日

PET検査とCT,MRIとの違い

 PET検査のほかにも、似たような検査方法としてCT,MRIといった検査がありますが、その違いをご存じでしょうか?

 まず、CTはX線を体の外側から照射して断層像を撮影する検査で、MRIは磁気を使って体の断層を撮影する検査です。それではPET検査がどのような仕組みになっているかをご紹介いたします。

 PET検査は陽電子を放出する放射性同位元素で標識された薬剤を被検者に投与し、その分布をPETカメラで撮影することで脳・心臓など臓器の局所機能を画像に描出し、病気を診断する検査法です。

 ???何のことかわからない?

 抽象化していえば、薬剤をつかって臓器を色づけして見れるようにし、それを画像で見て、臓器の組織の形から、病気がないか判断している、ということです。『陽電子を放出する放射性同位元素で標識された薬剤』というのは、絵の具みたいなものです。

 PET、CT,MRIといった方法は、画像診断という名前も持っていて、要は画像で臓器の組織を見ることができるようにして、検査する方法なのです。

 PET検査先進国のアメリカには「PET First」という言葉があり、PET検査はがん診断のファースト・ステップに位置づけられています。

 従来はCTやMRIなどでがんの疑いが判明したとき、それだけでは腫瘍の良性・悪性の鑑別が難しいために、内視鏡検査や試験開腹といった検査が行われてきました。

 しかし、これでは患者の肉体的負担と経済的負担が大きく、いかにしてそれらの負担を無くすかが課題となっていたのです。

 PET検査は他の画像診断法と比べ、腫瘍の良性・悪性の鑑別を得意としています。そのPET検査が登場してからというもの、まずPET検査を行い、異常がある場合は次の検査に進み、異常が見られない場合は検査をストップないし経過観察するという流れができあがった、というわけです。
posted by PET at 17:08| Comment(0) | TrackBack(0) | PET検査
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/4846145

この記事へのトラックバック